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そういう点ていえば「今何か売れて、何か残っているか」という販売と在庫の情報を早く知ることは、企業にとって大事なことです。 多品種化の進展のなかで企業では、場所的にも費用的にも在庫がもてなくなっているところから需要と供給をうまくマッチさせる「需給調整統合機能」は大変重要な機能です。
コンセプトという切り口でみると、物流はいかにコストを安くするかという効率性(コスト概念)を中心にしているのに対して、ロジスティクスは顧客の満足を第一義に生産・販売部門は勿論のこと、企業外のサプライヤー・卸・小売との間の「物の動き」の統合をめざす効果性(バリュー概念)と統合性(インテグレーション概念)にあります。 以上、物流とロジスティクスの違いについて見てきましたが、これらを要約すると、物流は販売物流(社内物流を含む)を主な領域として効率性(コスト概念)を中心のコンセプトとしている。
一方ロジスティクスは、調達物流、社内物流、販売物流、静脈物流を領域とし、それぞれの「物の流れ」を統合的にとらえる統合性や効果性を中心のコンセプトにしているといえるでしょう。 そして、ロジスティクスと物流の関係は、当然のこととして、ロジスティクスは物流を包含しているものといえます。
21世紀を指呼の時を迎えて. 90年代は20世紀から21世紀への大きな転換点にあるように思います。 来る世紀が、物流にとってどのような世紀になるかは誰にとっても定かでありませんが、物流からロジスティクスへと大きく変革していくことは間違いないでしょう。
前に述べたようにロジスティクスの本来の意味が、現に戦っているかまたは戦おうとしている第一線に対し、兵員・食糧・部品・武器・弾薬などを適時に、適量を、適所に補給することから、ロジスティクスは、「顧客の満足を得るために、調達から販売競争の第一線である小売店頭に対して製品を効率的・効果的かつスピーディーに供給すること」であるといえます。 そしてロジスティクスの特徴は、顧客サービス目標の設定が核になっている。
調達物流を含めるとともに全流通チャネルの物流活動を含める。 「部門最適」から「全体最適」を目的とする。
効率より成果(売上増大・利益拡大)を重視する。 実需に応じて製品を供給する。
「物の動き」を一元管理する。 情報を軸にした物流である。

企業のなかで生産と販売とともにきわめて高いレベルの機能である。 などです。
これらからロジスティクスの本質は、顧客変化への対応、市場変化への即応性、競争の優位性、トータル思考、価値概念などを基本とした戦略性をおびた成果性と統合性にあるといえます。

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